Microsoftの圧...「BingSvc.exe」の削除方法


Microsoftの圧がすごい... というわけで、今回はPCに謎に入っていたBingSvc.exeについて、削除方法まで解説する。


ポップアップから始まった出来事

それは、数日前の出来事だった。


「何かポップアップ出てる...」

ポップアップの内容

「GoogleChromeでもBingを使えるようになりました。以下から拡張機能をインストールして、使えるようにしましょう!」

...


今すぐ追加                後で


とりあえずその時は、後でをクリックした。


そして、今日も元気にGoogleChromeでネットサーフィンをしていました。しかし、やけに重いなと思い、再起動をしてみることに。しかし、一向に治る気配がないので、タスクマネージャーで調べることに。スタートアップに問題があるのかと思い、念のためスタートアップも確認することに。すると、そこには「BingSvc.exe」という名の謎のソフトが入っていた。確かにEdgeは入っているが、Bingというアプリは入れた覚えも、そんなアプリもない。そこで、ネットで調べると、同じような人のブログを発見した。

一応、その人はウイルス対策ソフトで検出されたらしく、さらに危険率は45%にも上るという。そこで今回、削除することにした。


BingSvc.exeの削除方法

まあそんなことを話していてもしょうがないので、とりあえず削除方法を書きます。
多分ウイルス対策ソフトで検出し、削除されなかった人は多分次の手順で解決できます。


1.エクスプローラーのアドレスバーに次を入力する

%userprofile%\AppData\Local\Microsoft

エクスプローラーの実際の画像。黄色い枠で囲まれているところがアドレスバー。


2.「BingSvc」というフォルダを探す
3.「BingSvc」フォルダを選択状態にし、shiftキーとdeleteキーを同時に押す。
 →間違ってほかのフォルダを消してしまうとほかのアプリが機能しなくなるかもしれないので注意!
4.ポップアップが表示されたらはいを押す。


削除完了!


ファイルは使用中と出たら?

「おそらく、ほとんどの人がファイルは使用中です。」と出ると思います。

プロセスが使用中だと上の画像のようなものが表示される(真ん中のファイル名ははChromeのバージョン)試しにChromeさんに実演してもらいました


これを直す方法は下の通りだ。
1.windowsマークを右クリックし、ターミナル(管理者)を選択する。
2.ポップアップが出るか画面が暗転し、ユーザーアカウント制御が出てきたら、はいを押す。
3.次のコマンドをコピペする。

taskkill /im BingSvc.exe /f

4.ファイルは使用中です。のポップアップに戻り、「すべての項目にこれを実行する」にチェックを入れ、「再試行」を選択する。


これで削除完了。


まとめ

ここまで、BingSvc.exeの削除方法を書いた。BingSvc.exeはおそらくMicrosoftが正式に提供しているものだが、そもそもウイルスがまじっているものの可能性もある。おそらく謎のポップアップから起こった事件は、幕を閉じた。そういえば、コマンドプロンプトの名前がターミナルに変わっていたとは... 時代の流れは速いものだ。


追記 2024/3/29

同じような現象が発生したブログを載せていたチキンキチさんにコメントをいただきました。検出してくれたのは「ESETインターネットセキュリティ」というソフトだそうです。チキンキチさんは以前、カスペルスキーを使っていたのですが、その後ESETインターネットセキュリティに切り替えたとのことです。ちなみに、私のPCに入ってるAvastというウイルス対策ソフトでは検出されませんでした...