Amazon Appstoreがサポート終了 代替ソフトは?

Windows11の目玉機能、AmazonAppStoreでAndoroidアプリをPCで動かせるものがサポート終了になりました。一体なぜなのか、解説していきます。さらに、代替ソフト3つも紹介していきます。


Amazon Appstoreとは?

まずそもそも、Amazon Appstoreとは何なのか、説明します。AmazonAppstoreは、無料でAndroidのアプリが動かせるものです。Microsoftもサポートページでインストール手順を示すほどです。ちなみに、Amazon AppStoreは、MicrosoftのWindows subsystem for androidを活用し、AmazonとIntelが連携して開発したアプリストアです。(Andoroidを作ったのはGoogleなのになぜ連携しなかったのか...やはりMicrosoftとGoogleライバル心を燃やしてるな...)これまでMicrosoftは、Windows11の目玉機能として公式に太鼓判を打っていました。恐らく、これを機にWindows11に乗り換えた人も多いのではないのでしょうか...

Amazon appstoreのアイコン画像。引用元は公式Facebook。


Windows subsystem for androidのサービス終了

さて、それでは本題に入ろう。今回、このような事態になってしまったのは、Windows subsystem for androidがサポートを終了したからだ。amazon appstoreは、前述の通り、Windows subsystem for androidを使っていたからだ。そこで、AmazonAppstoreは、サービス終了ということになった。元々、AmazonとGoogleではなくAmazonとIntelが連携していたところもあり、アプリ数が伸び悩んでいたのではないかと個人的には思う。Windows subsystem for androidをサポート終了した意味はよく分からないが、利用者に伸び悩んでいたのは事実だと思う。以前からも、LDplayerなどのほかのAndoroidエミュレータが登場していた。LDPlayerは、PCでGooglePlaystoreを動かすことで、アプリがたくさんインストールできる仕組みだった。そのような観点を踏まえると、やはりAmazonAppstoreは、世間に浸透しなかったと考える。また、Windows11自体、Windows10から切り替えていない人も多い。その理由が、元々遊んでいたゲーム、元々使っていたアプリが動かなくなってしまう可能性があったからだ。現在はそのようなことは起きていないが、印象がWindows10ユーザーにとって深く残ってしまったという点も考えられる。


AmazonAppstoreはいつまで使える?

さあ、ここまで私の考察を述べてきたが、結局AmazonAppstoreはいつまで使えるのだろうか。それは、Windows subsystem for androidがサポートを終了する2025年3月5日までだ。現在は、すでにメインサポートではなくテクニカルサポートが適用されている。また、Microsoft Storeからはすでに削除されている。ただし、次のことをブラウザー(Chrome,Edgeなど...)のアドレスバーにコピー&ペーストすれば、2025年3月5日まではインストールできるとのことだ。

ms-windows-store://pdp?productid=9NJHK44TTKSX&launch=true&cid=amazon

しかし、どちらにせよ2025年3月5日には目玉機能のAmazonAppstoreによるAndoroidアプリを動かす機能はなくなってしまう。このことが発表されたのは、2024年3月6日のことだった。およそ1年半という短い期間で、サポート終了が発表される。これには、すべてのWindows11ユーザーが困惑したことだろう。
(サポート終了に関する詳細は下から)

ただ、MicrosoftStoreからは削除されるものの、インストールしていればアプリは使えると個人的な意見だ。ただ、サポート終了によってウイルス感染の危険性も高まる。また、アプリが今後使えるという保証もない。サポート終了により、AmazonAppstoreにインストールしているアプリのアップデートが継続されない可能性もある。なので、今後はほかのソフトに切り替える必要がありそうだ。


代替ソフトは?

あまりこの章は長く書くと宣伝になるのであまり書かないが、ほかのソフトはAndoroidエミュレータというものだ。これは違法ではないようで、Andoroidの開発元であるGoogleはオープンソースとしてソースを公開しているため、合法になるらしい。(NoxPlayerによると)


それでは、主な代替ソフトを3つ紹介していこう。


代替ソフト① LDPlayer

まず1つ目はLDPlayerだ。
LDPlayerは、XUANZHI INTERNATIONALテクノロジー株式会社が提供するAndoroidエミュレータで、エミュレータ上でGooglePlayStoreを動かし、インストールするシステムだ。システム要件は以下の通り。

画像はLDPlayer公式ホームページのスクリーンショット。それなりのハードディスク空き容量が必要なようだ。
詳細リンク↓

LDPlayerホームページ↓

代替ソフト② NoxPlayer

2つ目のソフトはNoxPlayerで、LDPlayerと同じような機能が備わっている。
NoxPlayerは、Nox Digital Entertainmentが開発したAndoroidエミュレータ。
LDPlayerよりはネット上の情報量が多く、あまりスペックが高くなくてもよさそうだ。

NoxPlayer公式ホームページのスクリーンショット。多少はLDPlayerより最小スペックはお手軽かもしれない。


詳細リンク↓

NoxPlayer公式ホームページ↓


代替ソフト③ GooglePlayGames(ベータ)

これは正真正銘のGoogleが提供するAndoroidエミュレータ。ただ、現時点ではベータ版の提供となっている。ただ、2023年ごろに日本語にも対応し始めた。GooglePlayのアカウントと同期して遊べると太鼓判を押す。セキュリティ性、信頼性の面では高い評価を得る。
ネット上の情報量はあまり多くないが、Googleがサポート情報をたくさん提供している。

GooglePlayヘルプ(公式)のスクリーンショット。あまり要件は高くないものの、一部のゲームを遊ぶためには...など条件がある。
詳細リンク↓

GooglePlayGames公式ホームページ↓




エミュレータ使用上の注意


注意点:どれも仮想化をONにするなどインストールの前に段階を踏む必要性がある。
注意点②:それなりのシステム環境が必要になる。
注意点③:今回は簡単にまとめただけで、もっと必要なことがあったりもするので、そこは                        各自で調べてください。

注意点④:これ以外のAndoroidエミュレータは、違法にならないかよく調べてから使ってく                                                  ださい。


+α情報
①どれも日本語対応。
②どれもGoogleアカウントが必須になる。
③Googleアカウントで同期すれば有料のアプリをスマホで買っていたとしてもPCで別途料金を払わずに使える。
④どれも基本無料。(アプリの課金、有料ゲームの購入の場合のみ有料)



まとめ

AmazonAppstoreユーザーにとって、少し世知辛いニュースでしたが、代替ソフトは今回紹介した3つ以外にもたくさんあるので、調べてみてください。(Andoroidエミュレータで、GooglePlayから入手しないものなどは違法に当たる可能性があるので要注意)



編集後記

今回は長い記事だったので3日間お休みさせていただきましたm(__)m
あと12時投稿に間に合わなかったので14時投稿にさせてもらいました。
こんな感じで自由気ままですがよろしくお願いします。